2008年9月10日

公共サイトのためのブラウザ標準(英国)

英国政府が、「公共サイトのためのブラウザ標準の公的諮問(Public consultation on browser standards for public sector websites)」というブラウザのガイドライン草案を公開した。公共サイトのWeb開発をする人が、どのブラウザを使ってテストをすればよいかを定めるのが目的だ。中身をざっと読むと、どんなブラウザが使われているかを調べて、2%以上を占めるブラウザとOSをサポートし、少なくとも各OSで2つ以上のブラウザをサポートしろ・・・といったことが書かれている。

ワードで15ページのざっくりとした内容だけれど、どこまでブラウザをサポートするかを決める「指針」としては使いやすい内容ではないかと思った。日本では、今でも古いブラウザをサポートすると決めていて、Webデザイナーを苦しめているケースがあるらしい。こういう基準が明確だと、不合理なブラウザサポートを排除できていいと思う。

なお、アクセシビリティはこのドキュメントの主目的ではないが、Lynxを使ってテストしたほうがいいとか、いくつか大事な事だけは書いてあった。

Good Job!

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